【読書感想レビュー】若者帝国を読んでみました

ビジネス書

「若者帝国」の感想・要約

本書では、株式会社yutoriの社長である片石貴展氏の価値観や思考、そしてビジョンに触れることができます。片石氏は、「若い世代の『好き』と『熱狂』が溢れ、それを商売にし続ける」可能にする場としての「若者帝国」を築き、発展させるという構想を描いています。

その根底にあるのが、「好きなことを、好きな人と、好きなだけやりたい」というモットーです。本書では、その信念のもとで仕事に打ち込む姿勢が語られています。幼少期から学生時代、株式会社yutoriの立ち上げ、そして上場に至るまでのロードマップと、これからの展望を知ることができます。

全編を通して、「夢は必ず叶えられる」というメッセージが込められた一冊です。

こんな人にオススメの本です

  • 片石さんの生き方を知りたい人
  • 自分らしい生き方を探している人
  • 好きを仕事に活かしたいと考えている人

片石氏のルーツを知り、自分も好きを仕事に活かすためのヒントが得られるかもしれません。

この本の内容

本書では、片石氏の人格や価値観が深掘りされています。幼少期にどのような家庭環境で育ち、どのような視点で物事を捉えてきたのかが描かれており、その原点を知ることができます。

筆者は物事を論理的に考え、道筋を立てて実行に移す力に長けていたようです。
高校時代にファッションとの出会いは、「好きなことを、好きな人と、好きなだけやりたい」という価値観が芽生えるきっかけとなりました。
大学時代には、サークル活動を通じて集客やマーケティング、プロデュースに携わり、実践的な経験を積み重ねていきます。そうした経験の一つひとつが現在へとつながる、成長の物語として描かれています。

社会人1年目には、コミュニケーションがうまく取れない、ひたすら長時間働く日々が続いたことで、うつのような状態になるといった挫折を経験しています。
また、yutori創業後も順調なことばかりではなく、親友が辞める、人材がなかなか定着しなかったりと、さまざまな困難に直面しました。
そうした失敗や苦労から学びを得ながら、インスタグラムを活用したマーケティングや人脈を駆使して事業を成長させていきます。
そして「2023年3月31日までに売上高40億円、営業利益8億円を達成し、上場する」という明確な目標を掲げました。
結果として上場時期は2023年12月にずれ込みましたが、売上高40億円を達成し、上場を実現しています。

「yutoriというビジネス」の章では、今後のyutoriの展望をはじめ、ターゲット層の絞り方、成長戦略、社員同士の競争意識、採用方針などについて具体的に語られています。そこからは、yutoriならではの数多くの工夫が見て取れます。
特に印象的だったのは、社員一人ひとりが「ビジネスを作る」という意識を強く持っている点です。与えられた仕事をこなすのではなく、自ら価値を生み出そうとする姿勢に、従来の昭和型の働き方との大きな違いを感じました。

この本を読んで

片石さんは非常に洞察力に富んだ人物だと感じました。自身の人生を振り返り、「何が好きなのか」「どんな時に最も力を発揮できるのか」といった点を深く理解しています。著者が過去の経験から自分の「好きなこと」「得意なこと」を見出してきたように、自身もこれまでの経験を棚卸しし、仕事に活かせる「好きなこと」を見つけて全力でと考えさせてくれる一冊でした。

また、「変わらないために変わり続ける」というフレーズが特に印象に残っています。世の中には、時代が変わっても普遍的に変わらないもの、いわば真理があります。それを理解するためには、自分自身を見つめ直し、学び続ける姿勢が欠かせないのだと感じました。

一方で、読んでいて「この段落は何が言いたいのだろう」と感じる場面も少なくありませんでした。著者のこれまでの人生が比較的長く語られるため、章の途中では意図が掴みにくく、最後にようやく「それが言いたかったのか」と腑に落ちる構成になっています。また、一般的なビジネス書のように、すぐに実践できる具体的なテクニックが提示されているわけではありません。

その代わりに、片石さんの考え方や実際の行動を通して、「自分ならどう置き換えるだろうか」と考えるためのヒントが多く詰まっています。読む人それぞれが、自分の人生や仕事に引き寄せて考えることで価値を見出せる本だと思います。

片石さんは洞察力に富んだ人だと感じました。
地震を振り返ってそのようなことが好きで、何をしている時が一番力を発揮できるかのと言ったことを理解しています。
筆者が過去の自分から自分の好きなこと・得意なことを考えたのと同じように僕自身も経験から仕事に活かせるような「好きなことを」見つけて、全力で突っ走りたいと考えさせてくれる一冊でした。

「変わらないために変わり続ける」というフレーズが気に入っています。
世の中には今も昔も変わらないものがあります。真理です。
それを理解するためにも自身を見つめ直し、学んでいく必要があると感じています。

反面、この段落では何が言いたいんだろうと思う面が多々ありました。
筆者のこれまでの人生を長々と書いてあるため
章の最後に「それが言いたかったのか!」と思わせるものでした
他のビジネスと違い実用に向いたテクニックのようなものは特にありません。
片石さんの考え方や実際の行動を見て「自分だったらどう置き換えるだろうか?」といった具合に置き換えるための参考になると思います。

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